ハイターイ('ω')ノ
せっかく沖縄人のズケ(@sekkakuuchina_z)です。
いきなり【冷やしレモン】って何!?てか、タイトルから※「だからぬー?」状態ですがちょっと感動したのでブログにしたよW

※だからぬー?は日本語で「で?」ていう意味さー。
てんぶす那覇とは?
国際通りに面したてんぶす那覇。那覇市ぶんかテンブス館ともいうそうです。
4階建てのビルで、1階は那覇市の観光案内所やお土産屋さん、今流行りのタピオカドリンクが楽しめそうなカフェなどの商業施設があり、
2階は那覇市伝統工芸館、3階はギャラリーや会議室など多目的に活用できる施設や支援センターがいくつか入っており、
4階は「テンブスホール」や音楽スタジオ、レッスンルームなどがある複合ビルなのです!
ここで!意外に心にグッと来たのが2階の那覇市伝統工芸館。

こちらは工芸品販売所コーナー
2階フロアーは伝統工芸品の展示即売店舗と
特別展示室コーナーの二手に分かれていて、そちらは入場料が大人310円です。
那覇市伝統工芸館で「グッ」ときた
実はここに来るぞ!という目的は最初からでは無くて、なんとなーく、、、そもそもテンブス館って何?くらいの興味本位でふら~と立ち寄ったのですが・・・。
伝統工芸販売店【Traditional Arts】コーナーの作品が、博物館のようですばらしいのです!
しかも、伝統的な雰囲気を残しつつ、今の生活やファッションに合うようにモダンなデザインになっている商品もあって欲しくなりました。

紅型のノートパソコンバックやクラッチバックがかわいい♡
展示即売されている工芸品は、那覇で生まれ、育まれてきた伝統工芸品だそうで、「琉球びんがた」「首里織」「壺屋焼」「琉球漆器」「琉球ガラス」などが展示されています。
個人的に、とっても躍動感のあるシーサーの細部が気になってその場から離れられなくなりました。そして、ビビッてしまって写真全く無くてすみません。
人間国宝の作品が見れる【Exhibition Room】
特別展示室【Exhibition Room】はさらにすごくて、紅型ややちむんといった様々な人間国宝作家の作品が展示されています。
私が唯一知っている(恥ずかしいですが汗)
あの魚やえびモチーフの壺屋焼で有名な、金城次郎さんのやちむんも見ることができました。
展示されている琉球びんがたや首里織の美しさは、一つ一つ眺めたくなる繊細な美しさ。
そして!個人的に衝撃を受けたのは、ある琉球漆器たち!
【紅房】という漆器工房の漆器のデザインが、さっぱりシンプルなんだけどとてもモダンでユニークなんです。しかも極めつけは【ボンボン入れ】のちょーまんまるの形と表面の柄。が凄い!
まず、ボンボン=キャンディとかチョコレートの事ですよね?いつの時代の作品なんでしょうか?その容姿も用途もハイセンス。そのほかにも、お盆のような器ひとつにしても淵のカットが極めてクールです。
伝統を守りつつ新しい。今見ても本当にそう思います。これは来て見て欲しい!
そして、今更ですが中は撮影禁止だったため、一切写真がないのですがまずは行って見て欲しいスポットです。

そして惜しくも残念ながら、紅房さん2001年にお店をたたまれているそうで、幻の漆器なんです!
実は工芸品を体験制作できちゃう!
ぷら~っと展示室を後にすると、、、
なんと!後ろ側には琉球ガラスを制作している人たちが!
恐る恐る近づいて見ていると工房の方が近づいてくださったので、見学して大丈夫ですか?と質問。即答で「いいですよー!」のお声(*´ω`)ありがたい。写真撮影もOKをもらいました。

ただいま琉球ガラス制作中
帰る際は笑顔でお返事いただけました。真剣なまなざしで作業をしていて厳かな雰囲気だけど優しいです♪
実は、このテンブス館では琉球ガラス吹きや琉球びんがた、首里織体験ができるようです。さきほど行った工芸品販売店【Traditional Arts】で、申し込み予約を受け付けています。国際通りのど真ん中にあるテンブス館。アクティビティかなり充実してます。
テンブス館の後ろには、那覇大綱引きのモニュメント【大綱】が設置された【希望が丘公園】があり、その迫力に見入りつつちょっと休憩もできちゃいます。

那覇大綱挽まつりと同じ大きさ!カヌチ(頭)部分
軽い気持ちで立ち寄ったのですが、素晴らしい工芸品の見ごたえに満足。そして、いつかは「美しくて機能的な工芸品が身近にある生活がしたい」と憧れます。(*´ω`)
アクセス
バス亭【てんぶす前】徒歩すぐ。
バスは【1番】【4番】【5番】【9番】【10番】【14番】【15番】【101番】と便利な場所です♪
あの牧志公設市場はどうなってる?
意外なホクホク感を抱きつつそのまま平和通りへ、取り壊しが決まって移転した第一牧志公設市場がどこにあるか探しに行きました。
元々市場があった場所へ行ってみると、ちゃんと看板が立っていたのでそれを目印にたどって行って、、、今は「にぎわい広場」があったところに仮設されていました。

第一牧志公設市場令和バージョン
中へ入ると昔の公設市場とあんまり変わらない雰囲気。お客さんで賑わっていました。

公設市場1階お魚コーナー
少し真新しい感じかな?
あの【冷やしレモン】があった!!
実は移転する前日に、公設市場へ訪れて写真を撮りに行ったのですが、
その時はお店で買い物したりはせず、ただただ人々の別れを惜しむ姿の熱気と、その建物の歴史を感じさせる部分を見ていただけでした。

移転直前の第一牧志公設市場の風景
そして、昔から見てきたけど一度も入ったことなかった、昔風な看板と外装の佇まいである【冷やしレモン】と【冷やしコーヒー】のお店は絶対撮っておこうとシャッターをパチリ。

移転直前のレモン
この日はもう店が閉まっていて、この場所の終わりを強く感じさせました。そしてこの雰囲気のまま飲みたかったなと思いつつ・・・。
それが!
ちゃんと、旧公設市場時代とおんなじ雰囲気のままオープンしてたんです!
お店の方もいらっしゃいました!(あ、当たり前か!!w)

リニューアル【冷やしレモン】
けっこう気さくなおじちゃんでいろいろ話してくれました。
公設市場の移転間際には昔を懐かしんでたくさんのお客さんが来てくれたそうで、遠い名護からやってきてくれたり、自身が小さな子供のころに親によく連れて行ってもらった等々、いろんなお客さんとお店のエピソードを聞かせてもらいました。
ちなみにこのお店は、おじちゃんのお父さんから営業されているので今で2代目。この公設市場ができる前から営業されていたそうでおおよそ創業70年なんだとか!!

冷やしレモンのある風景
味のある看板はそのまま持ってきて、
【冷やしレモン】のサインは、馴染みの看板屋さんが昔のやつをそっくりそのまま作ってくれたそうです。
またこのお店の外装、内装などの準備は自身が手掛けたというから味わいありますよね♪
注文したのがこの【冷やしレモン】120円(はテイクアウト料金らしいです)

おじちゃん:「よく冷えてるよーっ」ハイ!
そして、すぐは飲まずに(話が盛り上がって)たぶん15分後くらい経過しても、、、
この【冷やしレモン】氷いっさい入ってないのに、本当にヒンヤリ!そして、レモンのさわやかで甘酸っぱい味わいが美味しい!
酸っぱすぎず飲みやすいです。氷が入ってないので味は薄まらずカップが結露しないところもいいです♪
今度は【冷やしコーヒー】気になるけど、また【冷やしレモン】も捨てがたい心境になりそう。ってか【ホットコーヒー】もあったな・・・。と脳内で次回行った時の妄想をすぐしましたw それだけ、リピート確実!な美味しさとおじちゃんのフレンドリーさがすごく素敵です。

すごくおいしかったです!ありがとうございました。今度はイートインしてゆっくりお話しさせてください♪
いつまでこの仮設の第一牧志公設市場かは分からないのですが、
この公設市場の周りにはおしゃれな雑貨屋さん、お昼から飲めちゃう牡蠣小屋みたいな居酒屋や、お店の人が優しくてオマケくれちゃうてんぷら屋さんもあり
公設市場【外】も楽しいスポットになっています。地域ネコもちょっろといて散歩が楽しい♪
もちろん!!
公設市場も、沖縄そばの麺とか日常的なものから、イラブーの干物や生きたヤシガニとか非日常的なモノも売られて楽しいよ!!
Googleマップで調べると【牧志第一臨時市場】と【第一牧志公設市場】と二つ表記されていて混乱したのですが、この辺りに行くとおおよそ仮設建物の風貌で分かります。一応臨時市場にフォーカスしました。
まとめ
那覇は当てもなく歩いても、当てがあって歩いても楽しい!!
今回は、たまたまなんとなく存在は知っていたテンブス館に行ってみて、
那覇市伝統工芸館の作品が想像以上に素晴らしかったことや、牧志公設市場へ行ってみて「もっと前から飲んどけばよかったー!」と思うくらい美味しい【冷やしレモン】を飲みながら、お店のおじちゃんとお話しできたり、発見が多かった。
そして、また見たいし、感じたいし、出会いたい。と思えた散歩だった。
那覇のまちが古いけど活気があって面白いと思えたので

いつもは車生活だけど、たまには気ままに那覇ん歩しよーっと
ちょっと勇気出して?バスに乗って行こうと思います。
今回はこれでおしまい。
最後まで読んでくれてありがとーね♪
またやーさい(‘ω’)ノ
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